リンダリンダ

2019/11/5ここ最近は毎年思っていることなのだが、今年は時間の経つのが特に早く感じられる。歳をとるにつれ新しい経験をする事が減るのが理由とも、人生における過ごした時間の割合が小さくなるからとも言われているようだが、自分は何かに夢中になっている時は嘘みたいに時間が早く流れているように感じる。

 

2年半ほど前にアートをやり始めて、ほとんどすべての時間そのことについて考えているし、可能な限り毎日アイデアを形にするようにもしている。もはや日課なので、手をつけられない日は逆にどうにももどかしい気持ちになる。継続することで何か面白いものが見えてくるかもしれない。半分願望を込めて考えてみたりもする。

 

筆先に全神経を集中している時はとても気持ちがいいものだ。毛先の一本一本にまで神経が通って、自分の体のようにコントロールが効くようになってくる。雑音が消えて視界は自在にズームしだす。鉛筆を走らせる。コンパスを回転させて線と線の間をインクで埋めていく。そしてフト気がつくと軽く3、4時間が過ぎている。

 

キッチンに降りてお茶をがぶ飲みして、固まった腰の筋をストレッチで伸ばしてから寝床に着く。今日もお疲れ様。